データの内容や大きさを比較することができる記号のことを、比較演算子といいます。
プログラミングで、ある条件に対して、そのとおりなら①の処理、そうじゃないときは②の処理をする、というやり方がよく用いられます。
例えば、「天気が晴れである」という条件に対して
その通りであれば、運動会を行う
そうでなければ、別の日に振り替える
などという状況があります。
この例を、プログラミング的に解釈すると、
「天気が晴れである」という条件が
true(トゥルー・真)であれば運動会を行う
false(フォルス・偽)であれば別の日に振り替える
という言い方をします。
コードにしてみると、こんな感じ

ifとかelseとかの見たことないものは一旦飛ばしましょう。
とりあえず、このコードを実行して、ちゃんと運動会が開催されることを確認してください。
次に、このコードを入力してみましょう

出力結果はこんな感じになったはず
True
False
weather(天気)が「晴れ」なのは正しいのでtrue, 「雨」なのは間違っているのでfalseという表示が出ています。
さっきのコードに戻りましょう
if のところに注目です

この赤枠のところが「条件」であり、この部分がTrueの場合、print(”運動会を行います”)の行が実行されます。
この、条件がTrueかFalseかで実行結果を分けるやり方を条件分岐といいます。それについては後ほど詳しくやりますが、まずはこのTrue Falseについて詳しくやっていきます。
Pythonでは、このTrue Falseはとても良く使います。たとえば、変数に対して、この変数がどんなデータ型なのか判定する機能(isinstance)があります
ricky_face_hensachi = 200
print(isinstance(ricky_face_hensachi, int))
print(isinstance(ricky_face_hensachi, str))
# 結果:
True
False
このように、いろんなデータをチェックしたり、正しいかどうかチェックしたりする場合にTrue Falseがめちゃくちゃ活躍します。
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